英文メール- 悪いニュースへどう返信する?No.1(ご家族の病気・離婚、体調不良、うつ病)

 体調不良、離婚、またリストラなどの悪いニュースを友人や知人から急に聞かされることがあると思います。当記事は、英語便メンバーから実際にご質問のあった「こういうときどう返信する?」という5つの場面(ご家族の病気・離婚、体調不良、うつ病)についてサンプルをご紹介します。(その他4つの場面は後続記事でご紹介させていただきます。)
 注意点としては、相手が仲の良い友人であっても、取引先のお客様であっても、悪いニュースに対しては同様にフォーマルな返信をこころがけることです。年齢差も同じです。
  たとえばMy cat died yesterday. というメッセージを受け取った場合、相手が16歳の女の子でも、40歳のビジネスマンでも、返信はI’m so sorry to hear that. のようになります。

 では、順に例文を見ていきます。受信メッセージ、返信例の順にご紹介しています。


場面1 : ご家族介護のための離職

(受信メッセージ)
I’ve decided to look after my father at home, and I will quit my job at the end of this month.
父親を自宅で介護することになり、今月末で退職することになりました。

(返信例1)
I’m sorry to hear that your father is unwell. I hope everything goes smoothly with your new arrangements.
お父様のご不調とのこと大変ですね。新しい生活がすべて順調に行くことをお祈りしています。

(返信例2)
I admire your dedication to your family. I hope everything works out well for you.
あなたの家族に対する決心に敬服します。すべてが上手くいきますように。


場面2: ご家族の容態が悪く一時帰国

(受信メッセージ)
My mother isn’t very well, so I will take a week off work and go back to the U.S.
母親の調子がよくないので、1週間休暇をとりアメリカへ帰国します。

(返信例1)
I’m sorry about your mother. I hope you are able to spend quality time with her in the U.S.
お母さまのこと大変ですね。アメリカでお母様と素晴らしい時間が過ごせますように。

(返信例2)
I’m so sorry to hear that your mother isn’t well, but I’m pleased to hear that you’re going to be able to go see her.
お母さまがご体調不調とのこと大変だと思いますが、お母様と会えると聞いてよかったと思っております。


場面3 : 離婚して帰国

(受信メッセージ)
I’ve decided to get a divorce and leave Japan.
離婚して日本を離れることとなりました。

(返信例1)
That sounds like you’ve had a really tough time recently. I hope things start to look up soon.
それは最近大変だったと思います。物事がすぐいい方に好転するよう祈ります。

(返信例2)
That must have been a very difficult decision to make. I hope you’ll stay in touch.
それは大変難しい決断だったと思います。今後も連絡をいただけるとうれしいです。


場面4 : 年齢を感じる体調不良

(受信メッセージ)
I get tired easily recently: maybe I’m getting old.
最近疲れやすいんだ。たぶん歳のせいだと思う。

(返信例1)
That must be hard. Perhaps you could see your doctor.
大変ですね。医者に行ってみたらどうでしょうか。

(返信例2)
That sounds disheartening. I hope you start to feel more energetic again soon.
それは落ち込みますね。すぐにまた元気がでるといいのですが。

※ disheartening 失望する


場面5 : うつ病でカウンセリング

(受信メッセージ)
I’ve started to go to counseling for my depression.
鬱でカウンセリングに行きはじめたんだよね。

(返信例1)
Thank you for telling me. I hope you start to feel better soon.
教えてくれてありがとう。早めに気分がよくなるといいですね。

(返信例2)
I’m really glad you felt able to tell me this. I hope you get the help you need.
この件について伝えてくれる気分になってうれしく思います。必要な助けを得られるといいと思います。


終わりに

 以上、5つの場面をみてきましたが、“I’m sorry to hear that”.というフレーズが様々な意味に使われているのがお分かりいただけたと思います。悪いニュースを聞いたときに最も汎用的に使われるフレーズなので覚えておいてください。後続記事では、リストラ、転籍、被災の場面の例文をご案内させていただきます。 We hope that helps!

コメントの入力は終了しました。