8月11日は「山の日(Mountain Day)」という「自然や山への感謝の気持ちを表す」ことを目的として制定された日本の祝日です。でも、正直なところ、「え?そんな祝日あったっけ?」と思う人も多いかもしれません。2016年に始まった比較的新しい祝日なので、まだあまり浸透していないのが現実です。
でも、もし外国人の友達や先生に「Mountain Dayってどんな日なの?」と聞かれたら、英語でうまく説明できるとカッコいいですよね。
たとえばこんなふうに言えます:
Mountain Day is a Japanese national holiday celebrated on August 11. It was created to give people a chance to appreciate Japan’s mountains and nature. But actually, many Japanese people don’t know much about it!
山の日は、8月11日に祝われる日本の国民の祝日です。日本の山や自然に感謝し、親しむ機会を持ってもらうために作られました。でも実は、日本人でもあまりよく知らない人が多いんです!
この記事では、「山」にちなんだ面白い英語表現(イディオム)を4つご紹介します。英語を楽しく学びながら、自然や文化にも触れてみましょう!
Idiom 1: Make a mountain out of a molehill
意味:小さな問題を大げさに捉えて、大きな問題のようにしてしまうこと。
Don’t make a mountain out of a molehill. It’s just a small scratch on the car.
大げさにしないで。ただの小さなキズだよ。
Idiom 2: Move mountains
意味:とても困難なことを達成する、または不可能に思えることをやり遂げること。
She worked so hard to pass the exam—she really moved mountains!
彼女は試験に合格するために本当に努力して、不可能を可能にしたね。
Idiom 3: Over the hill
意味:(ユーモラスまたは少し否定的に)年をとって、もう若くない、最盛期を過ぎたという意味。
My dad turned 50 and joked that he’s “over the hill” now.
父は50歳になって、「もう年だな」と冗談を言っていました。
Idiom 4: Climb every mountain
意味:どんな困難にもあきらめずに挑戦し続けること。ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の中でも歌われている表現です。
If you want to reach your dream, you have to climb every mountain!
夢を叶えたいなら、すべての山を登る覚悟が必要だよ!
(おまけ)海外の「山の日」的なイベント・記念日
海外に「山の日」的な記念日はあるのでしょうか? 似たようなコンセプトの日がいくつかありましたのでいくつかご紹介します。
1. International Mountain Day(国際山岳デー)
• 日付: 12月11日
• 制定: 国連(UN)が2003年に制定
• 目的: 山岳地域の重要性・自然環境・文化・持続可能な開発について世界の意識を高めるため
• 特徴: 各国で啓発イベントや自然保護に関する取り組みが行われるが、祝日ではない
2. National Parks Week(アメリカ)
• 時期: 毎年4月(1週間)
• 主催: アメリカ国立公園局(NPS)
• 趣旨: 自然・山・公園などアメリカの自然資源の魅力を再発見しようというイベント週間
• 特徴: 多くの国立公園が無料開放され、ハイキング・トレイルイベントなどが開催される
3. Swiss National Day(スイス)
• 日付: 8月1日
• 趣旨: スイス建国記念日だが、山(アルプス)と強く結びついた国民文化が背景にあり、山や自然をたたえる雰囲気が強い
• 特徴: アルプホルン、花火、山のライトアップなど山と密接に関わる伝統行事が多数
4. Almabtrieb(ドイツ・オーストリア)
• 時期: 秋(9月ごろ)
• 趣旨: アルプスの山で夏を過ごした牛や羊を村に戻す伝統行事
• 特徴: 動物に花を飾り、山の恵みに感謝するお祭り
以上、山の日に関するイディオムと追加情報をお届けしました。この機会にぜひライティングで使ってみてください。