当記事では、英検・TOEIC・TOEFLなどの資格試験対策に欠かせない「パラフレーズ(言い換え)」の練習問題(動詞編)を紹介します。
名詞同様、動詞のパラフレーズは、意見エッセイのイントロダクションで内容を簡潔にまとめるときや、コンクルージョンで要点を言い換えるときに役立ちます。また、ライティング全般において同じ表現の繰り返しを避けることができるため、Vocabulary(語彙)スコアの向上にもつながります。さらに、英検の要約問題で長い表現を短くまとめる際にも効果的です。
以下のドリルでは、指定された語を使って、文章を簡潔に書き換えてみてください。その後、「⇒ サンプルを見る」ボタンを押して、例文を確認してみてください。
![]() |
今回パラフレーズで指定されている語は、いずれも使いこなせると文章のまとめに便利に使える動詞です。ぜひパラフレーズをマスターしておきましょう。
パラフレーズには唯一の正解はありません。サンプルはあくまで一例です。自分の考えた表現と比べながら、新しい言い換え表現を増やしていきましょう。 |
指定動詞で書き換える:パラフレーズ・ドリル
Introduce(導入する)|The ministry created a program to support startups.
Strengthen(強化する)|New rules were added to make data protection stricter.
Enforce(施行する)|Authorities began efforts to ensure companies follow safety standards.
Develop(開発する)|Researchers are working to create better EV batteries.
Promote(促進する)|The city launched campaigns to encourage cycling.
Advance(発展させる)|The project aims to push renewable energy research forward.
Maintain(維持する)|The company performs regular checks to keep high quality.
Conserve(保護する/節約する)|The plan was designed to protect water resources.
Safeguard(守る)|Policies were introduced to protect citizens’ privacy.
Solve(解決する)|The team built an app to fix long wait times.
Address(取り組む)|The mayor proposed measures to deal with rising rents.
Tackle(対処する)|The organization started concrete steps to deal with plastic waste.
![]() |
資格試験エッセイにおいてのパラフレーズでは、時制(現在形/過去形)が変わることがあります。原文が「〜し始めた」「〜のために努力した」と説明調で書かれていても、書き換えでは行為の本質をシンプルに表すため、「〜する(現在形)」「〜した(過去形)」とより直接的な形にすることがあります。
例)Authorities began efforts to ensure safety standards. つまり、原文では「行動に至るプロセス」を説明していても、パラフレーズでは「その行動の本質」を短くまとめて表現することがある、ということです。意味が正確に伝われば、時制が変わっても問題ありません。 |
ドリルはぜひ、繰り返し練習してみてください。
名詞のパラフレーズドリルはこちら
=> 資格試験(英検, TOEIC, TOEFL)に役立つパラフレーズドリル(名詞編)
以下の記事でも、資格試験(要約)で役立つパラフレーズテクニックを解説しています。
=> 英検要約問題攻略:1級・準1級に共通する5つのテクニック
短期間で「資格試験ライティング」の弱点が見える!
英検1級・準1級、TOEIC Writingテストのライティングを
AI診断+ネイティブ講師の添削で徹底分析。
弱点が一目でわかります!
英語便スタンダードコースで体験してみませんか?



