(Eメールに使える)落ち込んでいる同僚や友人を元気付ける英語メッセージ集

  仕事が上手くいかなかったり、失敗して落ち込んだ同僚や友人にメールを送るときに元気づける一言を添えたいことがあると思います。当記事では、仕事で失敗したり物事が上手くいかなかった場面でネイティブスピーカーが、よく使う「人を元気づける」メッセージをご紹介します。例文は組み合わせや単体メッセージとして送ることもできますし、業務メールの最後に追加で書くこともできます。

職場で使える「人を元気づける」メッセージ

  以下の(1)~(10)の例文は、職場でよく使われているメッセージです。日本語訳はくだけた感じで書いていますが、語尾を「です」「ます」と置き換えていただいても同じニュアンスで使えます。

(1) Try not to worry too much about it. Stay positive and keep going. You’ll succeed in the end.
心配しすぎないで。ポジティブな気持ちで続けましょう。最後には上手くいくはずだよ。

(2) If at first you don’t succeed, try, try again. You will get it right.
初めに上手くいかなくても、何度もやってみることだよ。そのうち上手くいくはずだよ。

(3) Cheer up, tomorrow is another day and another day means another chance to succeed.
元気出して。「明日は別の日」つまり明日には成功するための別のチャンスがあるということさ。

 Tomorrow is another dayは、「風と共に去りぬ」の最後のシーンでスカーレット・オハラが言うセリフです。日本語では「明日は明日の風が吹く」という訳が定着しているようです。

(4) Never mind, I’m sure you will have a great future ahead of you.
気にしないで。あなたの将来は明るいよ。

(5) You might not have succeeded but everyone knows you did your best.
上手くいかなかったかもしれないけど、みんなあなたがベストを尽くしたことを知っているよ。

(6) Forget about what happened. Now is the time to look forward to what happens next.
過ぎたことは忘れよう。今は次のことに(期待して)目を向けるときだ。

(7) Remember, tough times don’t last. Tough people do.
(覚えておいて)困難な時は続かない。タフな人は生き続ける(やり続ける)。

 Remember, tough times don’t last. Tough people do.はRobert H. Schullerの格言で、日本語で見ると分かりづらいですが、単語toughには困難と強いという両方の意味があり、文の中でtough timesと tough peopleが対を成しています。苦しい状況にある人に対してかける、Never give up. と同様に使われる言葉です。

(8) In this job, you sometimes have to fight through the bad days in order to earn the good days later on.
この仕事では、後のよき日のために、時々苦しい日々を潜り抜けなければならない。

(9) Hold your head up high and keep looking forward.
自信をもって。そして将来に目を向けてね。

 Hold one’s head up (high) 頭を上げて => 「自信をもって」という意味になります。

(10) Remember, the rest of us are always here to help whenever you need it.
忘れないで。必要なときはいつでも助けるみんながここにいるのだから。

仲のいい同僚や友人へのややカジュアルなメッセージ

 以下の(11)~(14)は仲のいい同僚や友人に対して使われるカジュアルな言い方です。

(11) Keep your chin up and don’t let them get you down.
顔を上げて気を落とさないで。

keep one’s chin up あごを上げて=> 気落ちしないで, 元気を出してね という意味です。

(12) Cheer up! Problems don’t last forever.
元気出して。トラブルは続かないよ。

(13) Don’t worry about Plan A not working because there are 25 more letters in the alphabet!
Aが上手くいかないことは気にしないで。アルファベットはあと25個もあるのだから…

(14) Who cares? Forget about it. It’s not your fault so let’s move on.
どっちでもいいよ(もう忘れて)。あなたのせいじゃないから、前に進もう。

実際のメッセージ例

 さて、最後に、気落ちした同僚へ送る通しのメッセージ例を見てみましょう。上記でご紹介した表現をできるだけ含めていますのでチェックしてみてください。

(場面)プロジェクトが失敗して、ミーティングで上司がものすごく怒っていました。落ち込んでいると思われる同僚へ送ったメッセージです。


 Hi John, that must have been a very difficult meeting for you today. The boss was very unhappy about the project ending and he certainly wasn’t happy with you. Try not to worry about it too much. Stay positive and keep going because all of us, including the boss, I am sure, know that you gave 100% and it didn’t fail because you did not try hard enough. Today was just a bad day and there will be others in the future, but there is always another tomorrow and that means you have another chance to do well and succeed. Hold your head up high and don’t let the boss’s comments get you down because I’m sure you will have a great future with us.

 ジョン、今日のミーティングは大変だったね。ボスはプロジェクトの結末で機嫌がわるく、君に対しても不機嫌だったね。心配しすぎないようにね。ポジティブに考えて前向きにね。あなたが手を抜いて失敗したわけではなく、100%がんばったことはボスも含めてみんな分かっているから。今日単にはツイてない日で、悪いことは起こるものだけれども、明日は別の日だし、成功する別のチャンスがあるのだから。自信を持って、ボスの言葉で気落ちしないでね。私たちとともに明るい未来があるのだから。

以上、「元気づける」メッセージの例をご紹介しました。イメージをつかんでいただけたでしょうか?
ぜひ実際に使ってみてください!

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