英語日記 – ライティングの視点を変える3つのヒント

 英文日記を毎日書くことは英語の上達に大変役立ちます。しかし、なかなか毎日は続けられないと思います。2018年4月に英語便で実施した日記イベント「Days in a Life」期間中にも、「日記を書きたいけれど、題材がなくていまひとつモチベーションが上がらない」というメンバーの悩みが寄せられました。

 大抵の人が、毎日朝起きて朝食をとり、仕事や学校へ行く、といったルーチンを繰り返していると思います。ビッグニュースがある日の方が少ないでしょう。しかし、実は視点を変えるだけで、なにげない生活の中でいくらでも面白い題材を見つけることができるのです。以下、いくつかのヒントをご紹介していきます。

ヒント1 – 「tangents」を意識する

 まずはじめに「tangents」について話したいと思います。「tangents」とは何でしょうか? 「タンジェントって数学用語だよね?」と思っている人も多いと思います。 A tangent is a point nearly unrelated to the main topic, but having a point in common with it. つまり「メイントピックからは少々ずれているけれど共通点があるもの」という意味です。以下の日記を見てください。

Today I met up with Razi to study together. We always go to Starbucks on a Tuesday evening to study grammar. I met Razi three years ago at a yoga class in Shinjuku. He was the only other English speaker and he spent the whole class whispering translations of the teacher’s instructions to me so I could follow the class. We’ve been friends ever since. Anyway, at Starbucks we …

 上記の下線部分が「tangent」 です。日記のメイントピックは文法を学習することですが、Raziの話にシフトしています。もうひとつ見てみましょう。

I went to the Wired Cafe in Ueno to meet up with a friend today. They were twenty minutes late because they couldn’t find it! I felt really bad for picking a place that was so hard to find. I really like the Wired Cafe in Shinjuku though – it has big windows that look out over the city and they don’t mind if you stay and study or work for a long time. I remember the first time I went there with my friend Deej …

 上記の下線部分も、友達と会う話から、カフェの内部の説明へシフトしています。

 「tangents」を意識しながらストーリーを考えることで、描写や表現、またはより深い自分の思いが入った日記になります。もちろん、英語のボキャブラリーや表現を広げるにも大変役立ちます。そのためには、日記を書くときに以下のようなことを常に自分自身に問いかけてみましょう。

どうやってその人と知り合ったか?共通点は何か?違うところは何か?
はじめてここ(レストラン、公園など)に来たのはいつか?その時はどんな感じだったか? どうしてまた訪れたのか?
初めてそれを行った、習ったのはいつだったか? 誰が教えてくれたのか? どのくらい時間かかったか? どうして続けてきたのか?

 ほかにもいろいろ想像力を働かせてみましょう。 そして、日記にコンテキスト(文脈)を加えてみましょう。日記がもっと面白くなりますし、違う文法やボキャブラリーを使うきっかけになります。

ヒント2 – 目に入ったものを観察する

 次のヒントは、毎日の生活の中であなたが何気なく見たものから、何かを選んでフォーカスして書いてみるということです。以下の2つの日記は、私の生活のルーチンの中で実際に見た光景です。

I was going to work as usual this morning when a man got onto the train with the cutest dog I have ever seen! It was the size of a small kitten, and it didn’t bark even once. It’s owner picked it up because the train was pretty crowded, but it wasn’t afraid at all! They got off the train the station before me, but it really made my morning!
When I got off the train at my stop, there was a big crowd of tourists on the platform waiting to get on. I think they were from America, but I’m not sure because I’m not very good at telling the difference between English accents. Some of them were wearing shorts even though it’s pretty cold outside today! They seemed really excited and happy to be here. I hope they enjoy their trip!

 見たものにフォーカスして日記を書く作業は、文章を面白くするだけではなく、日常生活での観察力が上がり、今まで気づかなかった道端の花や、人の何気ない行動など、新しい発見をもたらすことがあります。つまり、日記だけではなくすべてのことが面白くなるという利点がありるのです!

ヒント3 – 面白いと感じることは何でも書く

 3番目のヒントは、あなたが面白いと感じることを何でも書くということです。子供時代に好きだった映画について、今日読んだ、新聞や雑誌記事について、美味しかった食事についてなど。。。これはあなたの日記です。あなた自身が面白いと思うもの・興味があるものであれば何でも良いのです!

I went to class today in the morning, then I went home and spent two hours studying. I tried to make Korean bibimbap, but it wasn’t as good as the version my local Korean restaurant makes. They always serve it in a stone bowl that’s really hot – too hot to touch, and it comes with a lovely clear soup. I think I’ll try again at the weekend.

 この日記を書いた日は、ごく普通の退屈な日でした。でも私は韓国料理が大好きなので、これを書いているときは楽しい気持ちになりました。

Have fun!

 最後に、いくら毎日書くことが効果的でも、あなたが「楽しい」と思わなければ意味がありません。毎日義務感で学習のために書いているよりは、例えば週末にあった楽しい出来事についてまとめて3ページぐらいに書いてみる方がより効果的です。

Have fun! This is the best advice I can give ^^

フォローする