Deep into or Deeply into? – 副詞deepとdeeplyの使い分け

英文法・語法

 当記事では、添削でよくあるご質問から、deep とdeeplyの使い分けについてご説明します。
双方には「深く」という意味合いがあり、意味により入れ替えて使えることもありますが、明確に使いわけが必要な場面もあります。以下、ご説明させていただきます。

Deep -> Deeplyの添削例

 以下は、2022年にメンバーよりご提出いただいた文章の添削例です。

The interviewer looked deep deeply into my previous experience.

「その面接担当者は私の前職の経験について深く追求した。」という意味ですが、deep into からdeeply into へ修正する添削が入っています。修正された理由が分かるという方は、当記事を読む必要はありません。理由がわからないという方は以下の説明を読んでみてください。

Deepは場所や位置を示すときに主に使われる

 単語deepには、形容詞、名詞、副詞の用法がありますが、副詞のdeepは主に物理的な場所や位置(place or location)の「深さ」を示すときに使われます。例えば「地下深く」「ジャングルの奥深く」といった場面です。例文を見てみましょう。

We went deep underground to reach the subway platform.
地下鉄のホームに行くために私たちは地下のかなり深いところまで下りた。

The army advanced deep into enemy territory.
その軍隊は敵地の奥深いとことろまで前進した。

「深く掘り下げる、追及する」という意味合いの文ではdeeplyを使う

  単語のdeeplyは、「奥深く」「ひどく」「徹底的に」といった意味のある副詞です。「英語でvery very much と近い意味」と考えていただくと分かりやすいと思います。Deepと異なり、考えや、概念、調査内容などを「深く追求する」「掘り下げる」といった場面で主に使われます。例文を見てみましょう。

He was thinking deeply about the problem.
彼はその問題について深く考えていた。

 ここまで読んでいただくと、最初の添削の修正理由がお分かりいただけたと思います。「面接担当者が深く追求した」という意味においてはdeepではなくdeepyを使うのが適切です。

The interviewer looked deeply into my previous experience.
その面接担当者は私の前職の経験について深く追求した。

 意味の違いを把握してまえば、使い分けはさほど難しくないと思います。ぜひ、今後のライティングに役立ててください。