「〇〇あるある」は英語で何と言う? – 英訳が難しいビジネス英語表現

デイビッドセインさん 辞書を引いて英訳した単語が、海外では異なって解釈されていることがよくあります。当シリーズでは英語、日本語両方を熟知し、多数の英語書籍を出版しているデイビッド・セインさんが言葉の意味や用法、また文化背景について解説します。

第27回は「〇〇あるある」という言葉の英訳にチャレンジします。

「あるある」って知ってますか?

 会話などで、よくあることに対して「あるある」と相づちを打ったりしますよね? その「あるある」が最近少し進化して、「それは『家族あるある』だ」などと使われることがあるようです。覚えやすくてすぐに使いたくなるフレーズです。

では、まず「あるある」だけを訳してみましょう。
実は英語にも、ちょうど同じような相づち表現があります(これがヒントです)。

私なら、次のフレーズを使います。

I know, I know.

これなんて、まさに「あるある」と同じイメージで使えます。
語呂はともかく、意味だけなら

I know what you mean.

これも同様に使えます。

 では、「その手の話は『家族あるある』だ」(意味:それは家族でよくある話だ)を英訳するとどうなるでしょうか?

この場合、相づち表現の I know, I know.は使えないので、普通に英訳するしかありません。私なら、次のように表現します。

It happens all the time at my house.
Things like that happen all the time at my house.
It’s a common thing at my house.
With my family, it’s nothing unusual.

いずれも「うちではよくあることだ」と、日本語のニュアンスをそのまま伝えられます。応用フレーズを作るのも簡単で、

It happens all the time at…
Things like that happen all the time at…
It’s a common thing at…
With…, it’s nothing unusual.

で「…あるあるだ(=…ではよくあることだ)」となります。
日常生活でもよく使う言い回しですから、ぜひ覚えてください。

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